2020年07月17日
Tシャツの着心地を決める一番の要因は?
ハイサーイ( ゚д゚)ノ
工場よりチャーリーです。
今日はいつもとは少し違った感じの記事になります。
早速行ってみましょー
【着心地を決めるポイントって?】
柄やデザインに関係なく、Tシャツの着心地を決めるのに、どういった要素があるでしょうか。
◇ 首リブの細さ、丈夫さ
◇ 襟ぐり(首周り)の広さ
◇ 袖部分の長さ、ゆったりさ
◇ ボディライン(細身気味、ゆったり)
◇ 丈の長さ
◇ 生地の種類
◇ 生地の厚み
ポイントは沢山あり、どれから紹介するか迷いますが、
今回は夏場の暑い時期に野外で涼しく過ごすためのポイントとなる、
Tシャツの生地の厚さについて紹介します。
【オンス(oz)って?】
Tシャツの生地の厚みを表す単位として「オンス(oz)」という単位を使います。
オンスとは、もともと重量(ヤード・ポンド法)を表わす単位で、日本ではあまり馴染みがありませんが、
Tシャツは元々アメリカを中心に普及したので、現在もTシャツの生地の厚さを表示するのは「オンス」を使用します。
【オンス(oz)の見分け方ってどうやるの?】 ※追記しました。
残念ながらぴらすTシャツにはオンスの記載が無いものが多いですが、
Tシャツによってはこのように首元のタグに記載されている物もあります。
タグに記載が無い場合は、販売元のHP等で確認したり、
品番名(上の画像で言うと "5001-01" や、"5401-01" でインターネット検索するとメーカーの製品ページにて確認することが出来ます。
【丈夫なTシャツって?】
「オンス(oz)」の数字が大きくなるほど、Tシャツの生地が厚くなっていきます。
一般的に生地が厚くなると丈夫なTシャツになります。
※ 一点、要注意ポイントがあります。
同じ数値のオンスでも、使用している糸の番手(太さ)等により全く一緒にはなりませんのでご注意ください。
【「オンス(oz)」が大きければ良いんじゃね?】
と、思われるでしょうが、オンス数が大きければオールOKかと言うと一概にはそうとも言えません。
厚みがある = 重くなる。
という事でもあります。
何キロも変わることはもちろんありません。
グラム差なので、わずかではありますが、大きいサイズを持ってみると「重っ。」となって、結構違いが分かったりします。
ちなみにオンスが違う = 厚みが違う事になるので、畳むとこれだけの差が発生します。
(インターネット上で拾った画像になります。)
畳まれている画像だと分かりやすいですね。
また重さ以外にも注意点があります。
オンスが違う = 厚みが違う。という点はもう大丈夫ですね。
上の二種類のTシャツは、サイズは同じ "M" で、身幅は同じ "52cm" ですが、
オンス数が左は「7.1オンス」、右が「5.6オンス」になります。
同じサイズで、同じ身幅ですが、オンスが違う。という場合、Tシャツを来た場合にどこに違いが発生するかと言うと、、、
それはTシャツの内側のサイズ。
カタログに乗っている値はTシャツの外側のサイズなので、その値が同じ場合は、
Tシャツの内側(肌に触れる側)の値が変わってくるのです。
同じ身幅のはずなのに何か窮屈・・・って場合は、オンス数が大きいと思われます。
なので、オンス数が違うTシャツを買う場合は、同じサイズ・同じ身幅でも注意が必要です。
Tシャツ生地の厚み(オンス)についての説明はこんな感じです。
【夏に最適な生地の厚み(オンス)ってあるの?】
この生地の冒頭に「今回は夏場の暑い時期に野外で涼しく過ごすためのポイントとなる、」っと書いたので、
夏の野外(昼間)に焦点を当てて紹介しますね。
早速ですが、「薄手のTシャツのほうが涼しく過ごせる」というのはある意味不正解です。
生地の種類によって多少は変わってきますが、綿100%のTシャツに焦点を絞ります。
※ ここでいう「薄手」とは、3.0オンス~4.0オンス程度の事を言います。
夏の昼間で汗をかくような環境の場合、薄手のTシャツでは "生地吸汗性" の限界点を早いタイミングで超えてしまい風も空気も通しません。
さらに最悪の場合、ベトベトのTシャツが肌に張り付いて不快感MAXな状態になりやすいです。
汗をかかない環境なら薄手のTシャツで良いかもしれませんが、夏の野外では難しいでしょう。
野外なら風通りの良い日陰とかなら大丈夫かなと。
野外ではありませんが、省エネの為に28度前後で設定されたエアコンが聞いてる室内とかに良さげですね。
というわけで夏の昼間で汗をかくような環境の場合は、5.0オンス以上の厚手のTシャツをお薦めします。
あ、これも綿100%の生地の話です。
化繊がOKなら、ポリエステルが含まれた、もしくはポリエステルだけのドライ生地Tシャツも良いと思います。
ただ、すいません。
ドライ生地Tシャツにはあまり詳しくないので、今回の記事では割愛させていただきます。
ユニクロさんのエアリズムは興味あるので、今度試してみたいと思います。
【ぴらすのTシャツによるオンス毎の一覧表】
ぴらすTシャツになりますが、オンス毎の一覧表をざっくり作ってみました。
もし、ぴらすTシャツをお持ちでしたら参考になさってみてください!
※ リリース当時の情報になります。 一部、リニューアル等でボディ変更になっている場合がございます。
□ 4.1オンス
□ 4.3オンス
□ 4.4オンス
□ 4.6オンス
□ 5.0オンス
□ 5.3オンス
□ 5.6オンス
□ 5.9オンス
□ 6.1オンス
□ 6.2オンス
□ 6.4オンス
□ 6.6オンス
□ 7.1オンス
【最後に...】
琉球ぴらすでは多くのプリントTシャツをリリースしています。
色んな分野で活躍するアーティストの皆さんとコラボレーションしてモノ作りしているので、
お客様よりデザインが良いという声を多数いただきますが、それ以外にもTシャツが丈夫で何年も着れる!という声もいただきます。
琉球ぴらすでは、5.6オンス付近のTシャツを良く使用しています。
このオンス数は、Tシャツの中でも厚みのある方になり、「ヘビーデューティー」と言われるレベルになります。
厚みがある = 丈夫で耐久性が高い。
という事になります。
丈夫で耐久性があるので、実用性が高くなり、結果的に何年も着ることが出来るんです!
【追伸】
この記事の中に「ボディ」という言葉がちょくちょく出てくると思います。
この「ボディ」はTシャツの本体の事で、琉球ぴらすもそうですがTシャツ屋さんは良く使っていると思います。
そして、
この記事はぴらすTシャツに関わらず、この記事を見てくれた方の今後のTシャツ選びの参考になれば幸いです。
また機会があれば「Tシャツの着心地ポイント」で紹介できなかった部分を記事にしたいと思います~
ではでは!
( ゚д゚)ノシ アデュー
工場よりチャーリーです。
今日はいつもとは少し違った感じの記事になります。
早速行ってみましょー
【着心地を決めるポイントって?】
柄やデザインに関係なく、Tシャツの着心地を決めるのに、どういった要素があるでしょうか。
◇ 首リブの細さ、丈夫さ
◇ 襟ぐり(首周り)の広さ
◇ 袖部分の長さ、ゆったりさ
◇ ボディライン(細身気味、ゆったり)
◇ 丈の長さ
◇ 生地の種類
◇ 生地の厚み
ポイントは沢山あり、どれから紹介するか迷いますが、
今回は夏場の暑い時期に野外で涼しく過ごすためのポイントとなる、
Tシャツの生地の厚さについて紹介します。
【オンス(oz)って?】
Tシャツの生地の厚みを表す単位として「オンス(oz)」という単位を使います。
オンスとは、もともと重量(ヤード・ポンド法)を表わす単位で、日本ではあまり馴染みがありませんが、
Tシャツは元々アメリカを中心に普及したので、現在もTシャツの生地の厚さを表示するのは「オンス」を使用します。
【オンス(oz)の見分け方ってどうやるの?】 ※追記しました。
残念ながらぴらすTシャツにはオンスの記載が無いものが多いですが、
Tシャツによってはこのように首元のタグに記載されている物もあります。
タグに記載が無い場合は、販売元のHP等で確認したり、
品番名(上の画像で言うと "5001-01" や、"5401-01" でインターネット検索するとメーカーの製品ページにて確認することが出来ます。
【丈夫なTシャツって?】
「オンス(oz)」の数字が大きくなるほど、Tシャツの生地が厚くなっていきます。
一般的に生地が厚くなると丈夫なTシャツになります。
※ 一点、要注意ポイントがあります。
同じ数値のオンスでも、使用している糸の番手(太さ)等により全く一緒にはなりませんのでご注意ください。
【「オンス(oz)」が大きければ良いんじゃね?】
と、思われるでしょうが、オンス数が大きければオールOKかと言うと一概にはそうとも言えません。
厚みがある = 重くなる。
という事でもあります。
何キロも変わることはもちろんありません。
グラム差なので、わずかではありますが、大きいサイズを持ってみると「重っ。」となって、結構違いが分かったりします。
ちなみにオンスが違う = 厚みが違う事になるので、畳むとこれだけの差が発生します。
(インターネット上で拾った画像になります。)
畳まれている画像だと分かりやすいですね。
また重さ以外にも注意点があります。
オンスが違う = 厚みが違う。という点はもう大丈夫ですね。
上の二種類のTシャツは、サイズは同じ "M" で、身幅は同じ "52cm" ですが、
オンス数が左は「7.1オンス」、右が「5.6オンス」になります。
同じサイズで、同じ身幅ですが、オンスが違う。という場合、Tシャツを来た場合にどこに違いが発生するかと言うと、、、
それはTシャツの内側のサイズ。
カタログに乗っている値はTシャツの外側のサイズなので、その値が同じ場合は、
Tシャツの内側(肌に触れる側)の値が変わってくるのです。
同じ身幅のはずなのに何か窮屈・・・って場合は、オンス数が大きいと思われます。
なので、オンス数が違うTシャツを買う場合は、同じサイズ・同じ身幅でも注意が必要です。
Tシャツ生地の厚み(オンス)についての説明はこんな感じです。
【夏に最適な生地の厚み(オンス)ってあるの?】
この生地の冒頭に「今回は夏場の暑い時期に野外で涼しく過ごすためのポイントとなる、」っと書いたので、
夏の野外(昼間)に焦点を当てて紹介しますね。
早速ですが、「薄手のTシャツのほうが涼しく過ごせる」というのはある意味不正解です。
生地の種類によって多少は変わってきますが、綿100%のTシャツに焦点を絞ります。
※ ここでいう「薄手」とは、3.0オンス~4.0オンス程度の事を言います。
夏の昼間で汗をかくような環境の場合、薄手のTシャツでは "生地吸汗性" の限界点を早いタイミングで超えてしまい風も空気も通しません。
さらに最悪の場合、ベトベトのTシャツが肌に張り付いて不快感MAXな状態になりやすいです。
汗をかかない環境なら薄手のTシャツで良いかもしれませんが、夏の野外では難しいでしょう。
野外なら風通りの良い日陰とかなら大丈夫かなと。
野外ではありませんが、省エネの為に28度前後で設定されたエアコンが聞いてる室内とかに良さげですね。
というわけで夏の昼間で汗をかくような環境の場合は、5.0オンス以上の厚手のTシャツをお薦めします。
あ、これも綿100%の生地の話です。
化繊がOKなら、ポリエステルが含まれた、もしくはポリエステルだけのドライ生地Tシャツも良いと思います。
ただ、すいません。
ドライ生地Tシャツにはあまり詳しくないので、今回の記事では割愛させていただきます。
ユニクロさんのエアリズムは興味あるので、今度試してみたいと思います。
【ぴらすのTシャツによるオンス毎の一覧表】
ぴらすTシャツになりますが、オンス毎の一覧表をざっくり作ってみました。
もし、ぴらすTシャツをお持ちでしたら参考になさってみてください!
※ リリース当時の情報になります。 一部、リニューアル等でボディ変更になっている場合がございます。
□ 4.1オンス
□ 4.3オンス
□ 4.4オンス
□ 4.6オンス
□ 5.0オンス
□ 5.3オンス
□ 5.6オンス
□ 5.9オンス
□ 6.1オンス
□ 6.2オンス
□ 6.4オンス
□ 6.6オンス
□ 7.1オンス
【最後に...】
琉球ぴらすでは多くのプリントTシャツをリリースしています。
色んな分野で活躍するアーティストの皆さんとコラボレーションしてモノ作りしているので、
お客様よりデザインが良いという声を多数いただきますが、それ以外にもTシャツが丈夫で何年も着れる!という声もいただきます。
琉球ぴらすでは、5.6オンス付近のTシャツを良く使用しています。
このオンス数は、Tシャツの中でも厚みのある方になり、「ヘビーデューティー」と言われるレベルになります。
厚みがある = 丈夫で耐久性が高い。
という事になります。
丈夫で耐久性があるので、実用性が高くなり、結果的に何年も着ることが出来るんです!
【追伸】
この記事の中に「ボディ」という言葉がちょくちょく出てくると思います。
この「ボディ」はTシャツの本体の事で、琉球ぴらすもそうですがTシャツ屋さんは良く使っていると思います。
そして、
この記事はぴらすTシャツに関わらず、この記事を見てくれた方の今後のTシャツ選びの参考になれば幸いです。
また機会があれば「Tシャツの着心地ポイント」で紹介できなかった部分を記事にしたいと思います~
ではでは!
( ゚д゚)ノシ アデュー